看護師

DICとは?(播種性血管内凝固症候群)病態を理解し看護につなげよう

こんにちは。

看護学生

「DIC」ってよく聞くけど、どんな病態なんだっけ?

ちょっと難しい…

このような想いを抱えてはいませんか?

臨床で患者が「敗血症」から「DIC」となり状態が悪化し、集中治療室での管理となる場面があります。

DICはSEPSISとともに適切な治療を行わないと命に関わる、危険な状態です。

本記事では、その「DIC」という病態について詳しくお伝えします。

DICとは?DIC(播種性血管内凝固症候群)の病態を理解し看護につなげよう

DICとは

何らかの原因によって体内にトロンビンが産生され、そのトロンビンによる凝固系・血小板の活性化により、全身の細小血管内にフィブリン血栓が生じます。

その血栓が播種性に生じ、比較的速やかに溶解した後、再び急速に血栓を生じるということが繰り返されます。

このため、凝固に必要な血小板やフィブリンが血栓の材料として消費されます。

さらに、様々な凝固因子もこの過程で活性化された後、血中の阻止因子によって中和されて消失するため、それらが著しく低下します。

その結果、凝固異常を起こし、血栓による末梢循環不全と出血を来たします。

敗血症(SEPSIS)からDICへ

敗血症では血管内皮細胞傷害の進行により血小板が血管内皮細胞に沈着するようになります。

このような結果として、血液中の血小板数が低下し、些細な傷に対しても出血傾向が出現します。

DIC診断基準より

日本救急医学会DIC特別委員会により作成された急性期DIC診断基準では、血管内皮細胞傷害を導く可能性のある全身性炎症が存在するかどうか、そして、結果として生じる末梢血の血小板数の急激な低下があるかどうかに、観察の重きが置かれています。

最後に

SEPSISとDICは大きく関連していますので、両方ともしっかりと理解しておく必要があります。

病態と治療についての理解を深め、起こりうることを予測し看護を実践していきましょう。

SEPSISや治療に関しては別記事でお伝えします。

-看護師

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