看護師

看護学生を悩ませる実習記録【看護過程とは?】

看護実習で大変なのは、病棟での実践と、その後の記録ですよね。

調べることが膨大にあり、そこから考えなければならないので、時間がとてもかかります。

看護学生

記録って苦手。そもそも看護過程って何のためにあるの?そもそも看護過程って何??

本記事ではこのような疑問にお答えします。

看護学生を悩ませる実習記録【看護過程とは?】

看護過程はなぜ必要?

まず、看護過程の必要性を考えてみます。

「患者Aさんが頭痛を訴えています」

このことからわかるのは、「Aさんには現在頭痛がある」ということだけで、その理由は全くわかりません。

この頭痛の状態を改善させようにも、その原因を突き止めなければ、解決方法がわからないのです。

こんなときに必要となるのが、一連の看護過程です。

Aさんがなぜ頭痛があるのかを突き止め、原因を取り除く、もしくは緩和することによって頭痛が改善するのを目指したいですよね。

看護の過程をひとつひとつ考えてみる

情報収集/アセスメント・関連図

まずは、その原因を考える際に必要になるのが、情報収集とアセスメントです。

頭痛が何から生じているのか、数々の情報から分析してあぶりだしていきます。

問題解決ができそうな強みも同時に見つけていきます。

アセスメントの中では、原因だけではなく、それに対する対応策も考えていきましょう。

情報収集の項目としては、記録用紙にも書かれていると思いますが、こんな感じ。

基本情報

氏名
年齢
既往歴
家族構成、キーパーソン
アレルギー など

疾患など

経過
検査データ
状態
精神面・理解度 など

治療

既に行われたこと
今後行うこと、方向性
使用薬剤 など

問題リスト

そして情報を整理して分類し、現在生じている問題に名前を付け、診断します。

同時に、どの問題が重要なのか、優先順位をつけていきます。

そうすることで看護計画が自ずと浮かび上がります。

看護計画・看護目標

どのようにすれば頭痛の解決につながるのかを考えていきます。

そして、現在の問題が今後どのようになるべきか、目標を考えていきます。

まずは頭痛の状況を把握すること、その原因や今後起こってほしくないこと、悪化や改善の指標を考えて、看護計画を立てていきましょう。

OP

観察すべき内容、情報収集すべき内容を考えます。

TP

実際に行うことを考えます。

患者さんに対して行うこと、看護目標達成に向けて、症状の悪化や改善が無いようにするためには何ができるでしょう。

EP

患者さんへ説明すべきことを考えましょう。

実施/評価

計画ができたら実施をし、その結果どのような反応があったかも記録しましょう。

最後に、行った看護ケアによって解決すべき点が解決できたのかを評価します。

もし改善が認められなければ看護計画内容を修正する必要があるかもしれません。

また、効果的であれば、今後も継続して行うと良いかもしれません。

そして現状と照らし合わせて再度アセスメントを行い、看護過程を繰り返していきます。

最後に

いかがでしたか?

簡単に言うと、こんな感じです。

実習で行う情報収集は、全て問題を見つけて解決するための手段のひとつです。

看護過程とは、患者さんの持つ問題点を見つけ出し、原因をあらゆる面から考え、対策を考え、実施し、行なったことがどうだったかを見つめ直す、一連の思考過程です。

一見難しそうな言葉ですが、考えてみると単純で、みなさんが毎日行なっていることです。

例えば、目玉焼きを作るときに卵の黄味がぐちゃぐちゃになってしまったら、次はそれが起きないようにするために、何が悪かったかを考えて、次は気をつけよう、と思いますよね?

そんな考えの過程が、看護にも同様に存在するということ。

看護は科学的根拠に基づいて行われる物ですので、

「Aさんに頭痛がある」→鎮痛薬をあげれば良い

という考え方だけではダメということです。

あらゆることを想定して考え実践していくのが看護です。

お困りのときはこちらへ

記録が苦手でわからないとき、お悩みがあるときはいつでもご相談を受け付けています。

お気軽にどうぞ 🙂

看護学生実習中の看護計画・記録類をお手伝いします 記録に時間をかける前に心身を休めましょう

-看護師

© 2021 MEMO-blog